では、どんな空間が「連続」していくのか。それは、「お気に入りの空間」だ。
一般的に、住宅を建てる場合、人は何から発想するだろうか。「LDKがあって、子ども部屋があって」というように形式から考えるのではないだろうか。しかし、コロネというプラットフォームを前にして考えると、人はおそらく、「カフェとライブラリーが合体したような空間」「料理と食事が楽しめる明るいスペースにテラスが面している」といったようにお気に入りのシーンから思い描いていくのではないだろうか。そんなお気に入りの生活シーンが螺旋状に連続していくのが、このコロネである。ガレージとリビングが隣り合って、自動車を感じながら暮らせる家でもよい。ペットやSOHOのためのスペースもつくりやすいだろう。
言わばコロネは、パソコンで言えばOS。そこに各自が好きなソフトやアプリケーションを組み込んで思う存分楽しめばよい。コロネは、住空間における「楽しさと自由度」を最優先してつくられた住宅の新しいモデルなのである。
なお、こうした「既存のnLDKの枠組みにとらわれず、遊び心のある空間を連続させ、施主の個性を反映する」といった設計アプローチは、家所の多くの住宅建築にも共通している。
詳細はこちら。
http://www.ecorone.com