HOUSE KE
PROJECT NAME

HOUSE KE

 

CATEGORY
HOUSE
YEAR
2011.06
AREA
埼玉県北足立郡
OUTLINE
埼玉県の住宅地に建つ住宅。
住宅地の中で、さりげなくお施主さんの個性が表れるデザインです。将来、室内の使われ方や敷地の周辺の様子が変わっても対応できるということが、一つのテーマになっています。
HOUSE KE
住宅を分解すると、いくつかの基本機能に分けられる。エントランス、リビング、ダイニング、キッチン、寝室、水まわり。それらの機能をそれぞれ一つのボックスにおさめる。施主の要望やライフスタイルから、各ボックスの大きさを算出する。ボックス同士のあるべき関係性を考慮しながら、それらを組み合わせていく。単位空間の結びつきは外観からも明瞭に把握できる。
これが、家所亮二の設計アプローチの一つである。
HOUSE KE
HOUSE KE
この設計アプローチは、どんな時に有効だろうか。
敷地形状が不整形である場合や、将来、増築や減築の可能性がある場合だ。
この「HOUSE KE」も、そのような状況に対応すべく設計されている。竣工時の状態で完結していないので、ボックスを増やしたり減らしたりすることで、違和感なく改築できる。
白、黒、グレーと色分けされた各ボックスの外壁が、各ボックスの独立性を強調する。
その一方で、内部空間においては、リビング、ダイニング、キッチンが緩やかにつながり、中庭の存在もあいまって、空間の連続性を生み出している。
このようにして生まれたボックス集合型の建物は、変化に対応するフレキシビリティーを持つだけでなく、無味乾燥になりがちな住宅街の風景の中に、住まい手の個性を柔らかく映し出している。
HOUSE KE
text by salta